農家の高齢化について考えた日
三つ星農園@福井県坂井市、Mです。
雨の土曜日。
今日は農協のミディトマト部会の役員として
直売所で「越のルビー」の試食販売してきました。
そこで他の役員さんや農協の担当の人といろいろ話をしているなかで
この地域のミディトマト生産者の平均年齢は75歳くらいだと…
それってマズくないでしょうか!
あと5年たったら80歳になっちゃうじゃないですか!
確実に将来が暗い!
部会長は「若い人を入れていかないと」とおっしゃるけど
どこに「若い人」いますかね。
普段あんまり見かけないんですけどね…⤵️
全国的に
農業者の高齢化が問題になっているのは知っていたつもりでしたけど
身近な話題として数字を聞くと
なんだかすごくショックです。
私を含め所謂「新規就農者」っていうのもボチボチいて
若い(といってもいい歳だったり)世代が少しずつ農業の世界に参画してはいても
離農するペースをカバーできるほどではないんだろうなぁ。
農業が儲かる産業なら
若い世代も職業の選択肢に入れてくれるんだろうけど
現実問題、「野菜の値段が上がりました」って、数十円の市価の値上がりで大騒ぎになるような状況とか、
地震に豪雨に豪雪に…と昨今の異常なまでの自然災害の多さとか、
どう考えても、リスキーな産業と捉えられる材料ばっかり!
このまま5年10年…20年先
日本の食料事情はどうなるのかな。
品目によっては国産は超貴重になるのかもしれない。
その中で三つ星はどんな役割を担っていくべきなのかな。
雨の音を聞きながら
しみじみ考える夜になりそうです。
三つ星株式会社
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